この前、紹介した本『ネギの安定多収栽培』の本の中からの抜粋じゃよ~🎵
この本はとてもよくできておるのじゃ✨
だから、この本を書くことをお勧めしてるんさ~😄
それにあくまでも要約だかんな~!
ねぎについての概略
ねぎは大きく分けて3つあります。
・加賀群 … 加賀群は、耐寒性が強く越冬率が高い品種です。白い部分が太いのが特徴です。
➀土を寄せて日光をさえぎり白くした葉鞘部を食べる白ネギ(根深ネギ)
該当品種・・・下仁田ネギなど
・千住群 … 千住群は、土寄せを行い軟白させ根深ネギ(白ネギ)です。
市販されている根深ネギはほとんどがこの千住群です。
該当品種・・・深谷ねぎなど
②緑の葉を利用する青ネギ(葉ネギ)
・九条群 … 九条群は、青ネギ・葉ネギとも呼ばれています。1年を通して栽培できます。
葉が細く、葉身(緑色の部分)は長く、やわらかで辛みが少ないのが特徴です。
該当品種 … 九条ネギ
現在では、品種や作型の開発によって、ほぼ周年を通して生産が可能になりました。
葉ねぎの生産は生育期間が短いことや手作業が増えるなどの特徴があります。こうした特徴を踏まえて生産出荷を組み合わせて考えるとよいでしょう。
ねぎは野菜の中でも比較的機械化が進んでおり、栽培期間を拡大することで生産コストの低減につなげることができます。
効率化の観点からは、機械化するのが理想的ですが、作付け面積や作業人員を含めたトータルで考えることが望ましいでしょう。また、機械化といっても400万円を超える高価な作業機もありますから、経営の身の丈に合わせて導入することをお勧めします。
ねぎに限らず言えることですが、市場や農協、直売やオンライン販売、契約など様々な出荷形態があります。出荷規格や梱包の簡素化など作業時間の短縮によるコストの削減など、経営する上で考慮することも大切です。
参考:ネギの安定多収栽培 松本美枝子著 農文協
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