秋冬どりのポイント①じゃ

今回は秋冬どりの大事なポイントの話じゃ。「ネギの安定多収栽培 著 松本 美枝子」によれば

”秋冬どりでもっともポイントとなるのは、夏越し前までの生育である。ネギは高温に弱く、夏に生育が阻害され、呼吸消耗が多くなる前に、夏を越せる体力を十分につけておく必要があるからである。”

とこのとである。つまりしっかりしたネギ苗を作り定植後に理想のネギ姿になれることが大事ということじゃ。

まずは苗の姿としては定植前に草丈を20~25㎝、緑の葉の枚数は2~5枚、白い部分の茎系は2.2~3.0㎜にするのがよい。(チェーンポットやセル育苗の場合)

そして定植後は夏の高温による障害を受けないようにするために、根盤部(根っこの生える部分)が地表より20㎝程度下の涼しい部分に来るように土寄せを行うのが良いとされる。そのためには夏越し前までに草丈は50~60㎝、葉の枚数は4枚以上、茎系は10㎜以上になるのが良いとされているのじゃ。

写真はネギの根盤部である。この部分が熱にやられぬよう注意するのじゃ。

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