定植後の「活着」が大事じゃよ!

「活着」とは植物が根づくことであり何度か出てきた言葉であるが、ネギの定植の際には如何に早く根付き、生育量を増やすかが収量を増やすためには大事なのじゃ。

秋冬どりのポイントの続きになるが、活着を早くした方が良い理由はネギの根盤部を高温から守るためである。ネギの生育適温は20℃前後であり、夏などで平均気温が25℃以上になる時期にはほとんど生育しないのじゃ。

早期活着しやすい苗は、セル苗>ペーパーポッド苗>地床苗の順であるとされているが圃場の条件やネギの種類によって異なるかもしれんのぅ。

また高温による土壌の乾燥で根の断裂や萎凋をおこしたり、葉先枯れを起こした所から病気や害虫に脅かされてしまう。そうならないために早めの活着をさせ、順調に生育し三度目の土寄せを行えると根盤部を約地下20㎝にでき、高温の脅威から守ることができるのじゃ。

葱侍はあなたのネギ活を全力で応援します!
機械化についての不安などをお聞かせください。
葱侍がお答えいたします!